The Playmaker GM 佐々木クリスです。

The Playmakerが総力を挙げて超速報でお届けしてきた、メディアデー取材記事の第3弾!! 今回は河村勇輝選手の囲み取材にフォトグラファーの三尾圭さんが密着し、彼の豊かな表情と共に発言の一つ一つを丁寧に届けてくれました。

あくまでも冷静な自己分析。それでいて、NBAでスタンダード契約を獲得するための目標3ポイント成功率には『少なくとも40%』と大胆な数字を口にしました。新シーズンへの期待が膨らみます。

第1弾・第2弾と共に、ぜひシーズンインの喜びに浸りましょう!

第1弾

河村勇輝、背番号17で始まるNBA3年目 クリッパーズで「自分がどんな選手か見せたい」
Text and Photos by Kiyoshi Mio (三尾圭) 背番号17のクリッパーズのユニフォームに袖を通した河村勇輝が、笑顔でカメラの前に立った。 現地9月28日に行われたロサンゼルス・クリッパーズのメディアデー。 河村がクリッパーズのユニフォームを正式に着用し、ファン、メディアの前に姿を見せるのは、この日が初めてだった。 撮影ブースを回り、英語で次々と質問に答え、合間にはチームメートと言葉を交わす。 新加入選手のメディアデーといえば、どこかよそよそしさが残っていても不思議ではない。だが、この日の河村からは、そんな硬さはあまり感じられなかった。 チームメートと気さくに絡み、笑顔を見せる。その様子からは、トレーニングキャンプが始まる前の段階ですでに、新しいチームの輪に自然に入りつつあることが伝わってきた。 【現地超速報】NBAメディアデーがスタート! The Playmakerを代表してフォトグラファーの三尾 @kiyoshi_mio さんが、現地取材📸 LAクリッパーズは本拠地イントゥイットドームにて行う規模感で、ファンも入場して行われたようです‼️


第2弾

【八村塁 会見】2026-27シーズン LA クリッパーズ メディアデー Photoリポート & 会見コメント
The Playmaker GMの佐々木クリスです。 いよいよNBAの新シーズンが到来。北米各地でメディアデーが開催される中、The Playmakerからはフォトグラファーの三尾圭さんが現地取材を敢行。9月29日の早朝から、公式Xにて超速報のPhotoリポートをお届けしました。 今回は、速報でお届けしたオフショットに続き、八村塁選手の会見、そしてタイロン・ルー(Tyronn Lue)HCや球団社長の会見の模様をお届けします。 特に今回のメディアデーで注目すべきは、日本のファンが最も気になっていた『八村選手の役割拡大』について。八村選手自身が自らの言葉で語っているのはもちろん、夏の間に来日し日本代表を視察したタイロン・ルーHCからも明確な言及がありました。その話しぶりや語気の強さからも、今季への強い期待がひしひしと伝わってくるコメントは一見の価値があります。 加えて、同じ会見で球団社長が河村勇輝選手の日々取り組む姿勢の素晴らしさについて触れると、ルーHCが思わずクスッとリアクションを見せる場面も。現地で彼がどれほど愛され、人間として揺るがない評価を得ているかが伝わってきます。

河村勇輝メディアデー囲み取材

【英語による一問一答です】

質問:今の気持ちは?

河村勇輝:またこの舞台に戻ってこられてうれしいです。最高峰のレベルで再びプレーできることをうれしく思いますし、新しいチャプターが始まるのが楽しみです。


質問:八村塁選手から「自分らしく、自分のやるべきことをやればいい」とアドバイスをもらっているそうですね。よく知る八村選手が同じチームにいることを、どのように感じていますか。

河村:NBAでは今年が3年目になりますが、こちらに来てから塁さんには本当にたくさん助けてもらっています。僕にとって大きな存在です。

この夏も日本代表で一緒にプレーして、長い時間を過ごしました。いつもサポートしてもらっていることに本当に感謝していますし、同じチームでプレーできることをすごく楽しみにしています。


質問:あなたはファンから非常に人気があり、どこへ行っても大きな声援を受けています。タイ・ルーHCも、あなたがコートに入った時に生まれるエネルギーについて話していました。ファンからの声援をどのように受け止めていますか。

河村:本当に素晴らしいです。ファンのみなさんも、そこから生まれるエネルギーも素晴らしいと思います。

その期待に応えたいですし、自分自身もチームにエネルギーをもたらしたい。自分がどんな選手なのかを、みなさんに見せたいと思っています。


質問:これまでNBAでメンフィス、シカゴと異なる環境を経験し、今度はロサンゼルスでプレーすることになります。海外から来た選手として、異なる街や文化を経験することをどのように感じていますか。

河村:先ほども言いましたが、まずここにいられること自体が本当に恵まれていることだと思います。

NBAは世界最高峰のバスケットボールリーグです。そのレベルで自分は戦えると思っていますし、NBAでプレーすることへの自信もあります。僕にとって、NBAでプレーすることはいつも特別なことです。

ただ、目標は本契約、もしくは2ウェイ契約を勝ち取ることです。今はエグジビット10契約で、トレーニングキャンプに参加する立場です。

これからも自分の夢を追い続けますし、トレーニングキャンプの中で、自分がどんな選手なのかをしっかり見せたいと思っています。


質問:これまでアメリカのさまざまな街で過ごしてきましたが、一番好きな街はどこですか。

河村:人ですか?

質問:街です。

河村:街ですか。シカゴですね。シカゴは大好きです。

ただ、ロサンゼルスも今のところすごくいいです。大きなアジア系コミュニティがありますし、おいしい日本食レストランもたくさんあります。いい人たちもたくさんいますし、ここでの生活もすごく気に入っています。

でも、シカゴは好きですね。

メンフィスも今でも好きです。ただ、メンフィスではやることが何もなかったですけど(笑)。

でも、メンフィスの人たちは大好きです。ジャ(・モラント)やJJJ(ジャレン・ジャクソンJr.)たちもいましたし。

今はみんなトレードされて、もう誰もいなくなってしまいましたけど(笑)。それでもメンフィスは好きですし、メンフィスの人たちも今でも大好きです。


質問:サマーリーグ後、トレーニングキャンプに向けてどのような準備をしてきたか

河村:サマーリーグが終わってからも、毎日トレーニングを続けてきました。

もちろん日本代表の試合もありましたが、練習後にも追加でトレーニングをして、毎日少しでも成長できるように取り組んできました。

今はプレーすることにかなり自信があります。今の自分がどんな選手なのかを、しっかり見せたいと思っています。


質問:この夏、八村選手からどのようなアドバイスを受けたか

河村:「自分らしくいろ」「努力を続けろ」「自分の夢を追い続けろ」と言ってもらいました。

塁さんは僕にとってメンターのような存在です。この夏にまた一緒に過ごすことができて、本当にうれしかったです。


【以下、日本語部分の一問一答です】

質問:チームが決まるまでに少し時間がかかりましたけれども、いくつか選択肢があった中でクリッパーズを選んだと思いますけれども、その選んだ理由は?

河村:そうですね。数チームから同じエグジビット10のオファーはあったんですけど、その中でプレシーズンの参加だったりとか、チームの状況だったりとか、そういったものを加味して、このクリッパーズがいいんじゃないかなっていうふうに決めました。

Gリーグのサンディエゴのヘッドコーチもいいというふうに、ダイス(日本代表AC 吉本泰輔)さんから聞いてましたし、僕がアウェイでサンディエゴでプレーした時も、すごくいいチームだし、いいファシリティで、いいアリーナで、練習だったりとかっていうものを、いい雰囲気で、Gリーグのいいチームだなっていうのを思ってたので。

今このエグジビット10で、もちろんキャンプ中に契約を取ることが一番ベストではありますけど、そこが難しければやっぱりGリーグに行くってことになるので、そこのGリーグの環境っていうのも考えながら、この選択に至りました。

質問:今年、3年目ということで、どんなふうに挑むシーズンになるのでしょうか。

河村:とにかくこの2年間で培ってきたものだったり、経験っていうものを、この3年目にすべてを出し切りたいなっていうふうに思うし、もちろん今はエグジビット10契約ということで、今からすぐに本契約っていうところは簡単ではないですけど、まずはやっぱり2ウェイをしっかり取って、その2ウェイの中でプレータイムを勝ち取って、そこから本契約を取るっていうところが道筋になるかなっていうふうに思うので、とにかく今は、これから行われるハワイでのトレーニングキャンプがすごく大事になってくるかなと思います。

質問:このキャンプでは、どういったところを自分の強みとしてアピールしたいですか。

河村:そうですね。やっぱりその継続性というか、しっかり3ポイントを決める部分だったりとか、あとはディフェンスの部分でマイナスにならない。

とにかくそこのディフェンスの部分でプラスになれるような働きができれば、そういった自分の契約だったりとかプレータイムっていうのは徐々に近づいてくるのかなっていうふうに思うので、とにかくフルコートでピックアップして、そのディフェンスの部分で良さを出して。

またオフェンスになったら、パスだったりゲームメイクみたいなところは、自分の中では自信を持ってやれてるなっていうふうに思うので、やはりそのワイドオープンになった時の3と、そこのディフェンスの部分をしっかりと証明できれば、契約にはぐっと近づくかなと思います。

質問:同じ日本代表の八村選手と同じチームでプレーすることへの気持ちと、実際にこうやってこのイベントでも会って、彼の存在だったり、一緒のチームにいることへの思いを聞かせてください。

河村:そうですね。やっぱりこの夏、そのパリオリンピック以来にしっかりと長く時間を取って、彼と練習をしたりとか、試合に取り組んできて、本当に彼のすごさっていうものを間近で見れて。

またその日本代表の期間だけではなくて、このNBAのシーズン、プレシーズンだけであっても、彼の近くでプレーできるっていうことは、本当に学ぶべきものだったりとかっていうのはたくさんあるなっていうふうに思っているので、すごく楽しみです。

質問:ご自身もNBAファンとしてNBAをずっと見てて、同じチームに二人日本人がいるって、なんかすごいことになっていると思いますが。

河村:どうですかね。僕はまだそのロスターに入っているわけではないので、本当に一緒のチームになっているかって言われると、そう簡単には言えませんけど、プレシーズンであれ、もし一緒にプレーできる機会、コートで一緒にプレーできる機会があるのであれば、それはすごく素晴らしいことだなと思っています。

質問:NBAで生き残っていくために、今の自分に必要だと感じていること、課題は?

河村:やっぱり3ポイント。もう本当にそこに尽きるかなっていうふうに思うので、しっかりとペイントアタックして、プレーメイキングして、空いたら3ポイントをしっかり打ち切って、決め切る。

あとはやっぱりピックアップでフルコートでディフェンスして、ディフェンスでどうプラスになれるかっていうところが、今後NBAで生き残っていくために必要なことだなと思っているので、そこは意識してやっていけたらいいなと思っています。

質問:背番号17番にしたのはなぜ?

河村:17番、理由は特にないんですけど、本当は一桁が好きなので一桁が良かったんですけど、今回、一番下の番号っていうんですかね、16か17が一番低い番号だったんで。

17はメンフィスの時につけてましたし、7番っていう番号は結構好きな番号ではあるので、17番にしようかなって決めました。

質問:初心に帰るじゃないけど。

河村:はい。初心に帰るじゃないけど、そういった意味をつけてもいいかもしれないですね。

質問:チームメイトと一緒にプレーしていると思うんですけど、チームメイト、もしくはチームの雰囲気の印象を教えていただけますか?

河村:雰囲気はすごくいいと思います。いろいろクリッパーズ、この夏にトレードだったりとか、いろんなこと起こりましたけど、しっかりと全員が前を向いて、同じ方向を向いて今練習できているなって思うので。

僕も日本で8月31日の試合が終わってから、すぐにLAに飛んで、そこからすぐチームにジョインして、ワークアウトだったりとか、ピックアップゲームだったりとか、本当この3週間ですかね、3、4週間ぐらいずっとやってきたので、お互いだいぶ仲良くなってきているというか、コミュニケーションも取れてきてますし。

どれぐらいプレシーズンに出れるかっていうのは本当に分かりませんけど、常にレディして、試合だけではなくて、練習の中でも自分を証明できればいいなと思っています。

質問:NBA3年目を迎える今、ここまでの2年間をどう振り返っていますか?

質問:やっぱり1年目はNBAのコートに立つっていうことだけで、満足はしてないですけど、立ってるっていうこの感覚が強くて、自分の中でも嬉しさっていうものがあったんですけど、やっぱり2年目になって、ローテーションでプレーさせてもらえる機会が数試合あって。

その中で、本当に立つだけではいけない。本当に自分の目標である本契約を取るためには、まだまだ道のり長いなっていうふうには感じているので。

ただ、この2年間しっかりとやってきて、その積み重ねっていうものがこの3年目、必ず大きく花咲くと思うんで、それを信じて、常にエキストラでワークアウトしたりとか、またチームに必要とされていることを自分で探しながら、考えながらプレーして、必ずその目標に向かって突き進んでいけたらいいなと思います。

質問:3ポイント成功率は、どのくらいを目標にしていますか?

河村(英語):I can say at least 40 percent.(少なくとも40%とは言っておきましょうか。)

質問:この夏、特にどんな部分を強化してきましたか?

河村:まずはコンディショニング。常に走ることだったりとか、トレーニングすること。ジムに行ってリフトして、コートで走って、やっぱりフルコートでピックアップして。

またポイントガードとしてボールを運んでプレーしないといけないので、やっぱりその自分の体力っていうものは常につけとかないといけないので、そこのコンディショニングは常に意識してやってきました。

バスケットの部分に関しては今さっきも言いましたけど、3ポイントだったり、シュートの精度っていうのは常に課題だと思っているので、そこをしっかりとクリアできれば。

ディフェンスの部分でアドバンテージを取ることと、3ポイントをしっかり決め切ることができれば、それが本当に一番難しいことではあると思うんですけど、そこをクリアできれば、その世界最高のNBAで契約を取れると思っているので、そこを頑張っていきたいなと思ってます。

河村:ありがとうございます。