Good morning basketball fans!
トレーニングキャンプを目前に控え、各チームのロスター調整も進んでいます。オフシーズンはまさに佳境を迎えていると言っても過言ではないでしょう。
それでは9月24日のThe Daily Playmakerをご覧ください。
①NBA開幕まであと 「29日」
10月22日のNBA開幕まで、残り29日。この企画では、開幕までの日数をカウントダウンし、日数に合わせた背番号を着用してきた選手を紹介します。
※本企画で紹介する選手は順位付けや優劣を示すものではなく、筆者の独自の視点による選出です。
本日紹介するのは、選手とコーチ両方でNBAに足跡を残した人物です。
[29] Paul Silas(ポール・サイラス)
サイラスはハードワークと強靭なリバウンド力を武器に、1960年代から70年代にわたり16シーズン活躍した名選手です。
サイラスはそのキャリアで以下のチームに在籍しました。
・セントルイス・ホークス(現アトランタ・ホークス)
・フェニックス・サンズ
・ボストン・セルティックス
・デンバー・ナゲッツ
・シアトル・スーパーソニックス
29番を着用したのはセントルイス・ホークス(現アトランタ・ホークス)とフェニックス・サンズ。
セルティックスやスーパーソニックスではインサイドの要としてチームに貢献。70年代を代表するリバウンダーです。
〈実績〉
- NBA優勝 ×3回
(1974, 1976 ボストン・セルティックス)
(1979 シアトル・スーパーソニックス)
- オールスター選出 ×2回(1972, 1975)
- オールディフェンシブチーム選出 ×5回
(1stチーム×2回、2ndチーム×3回)
NBAでは1950-51シーズンから総リバウンド数の記録が公式に始まりました。
オフェンス/ディフェンスリバウンドという区別が公式記録に加えられたのは1973-74シーズンからです。
サイラスは1975-76シーズンに平均4.5本のオフェンスリバウンドでリーグ1位を記録しました。
一般的にディフェンスリバウンドに比べて位置取りが不利なのがオフェンスリバウンドです。
その難しさを考えると、サイラスがリーグトップのオフェンスリバウンド数を残したことは、いかにNBA屈指のリバウンダーであったかを物語っています。