ユーロバスケット2025で快進撃を見せているチームのひとつがトルコ代表です。ここまで開幕から4連勝をみせると、グループフェーズ最終戦で同じく4戦無敗のセルビアと対戦。トルコはユーロバスケット公式が“世紀の対戦”と呼んだ同点8回、リードチェンジ15回の激戦を95-90で制しました。これによりグループA首位通過が決まり9月6日からのファイナルフェーズ(トーナメント方式)を戦います。

2009年大会以来となる一大会での5勝を達成し、完全に勢いに乗っているトルコ。その中心にいるのはもちろん、NBA ヒューストン・ロケッツに所属 アルぺレン・シェングンです。

Via FIBA Basketball official

シェングンは4戦目のエストニア戦で21得点、8リバウンド、5アシストを記録すると、続くセルビアとの試合ではヨキッチとのマッチアップも数多くみられる中で28得点、13リバウンド、8アシストを記録しました。
これでシェングンは4試合連続で20点以上、5リバウンド以上、5アシスト以上を達成。ユーロバスケット史上初の連続試合記録をさらに伸ばし、その怪物ぶりが止まりません。

Via FIBA Basketball official

トルコが戦う9月6日のファイナルフェーズ初戦の相手はスエーデン。引き続きシェングン筆頭にユーロバスケット2025の注目となり、ベスト4はもちろんメダル獲得も期待できる戦いを繰り広げていくでしょう。

トルコの快進撃がどこまで続くのか、シェングンは大会MVP獲得なるのか、注目は尽きません。